このサイトの作者  自己紹介


 名前(HN) : ハギノヒメ
   このHNは、私が子どもの頃から大好きな ある童話に出てくるキャラからもらいました。
 生年月日  : 196☆年 9月16日  (乙女座)
 血液型    : 限りなくAに近い O型
 生息地    : 神奈川県

 バレエ以外に好きなもの : 音楽を聴くこと、音楽すること。
   特に、高校時代 弦楽合奏の部活にいたので、バッハ をはじめとする バロック音楽。
   ヴァイオリン。 そして 絃の響きを聴かせる曲。
   バレエ音楽は、チャイコフスキー、プロコフィエフ、 …に限らず なんでも好きですね。(^^)
   クラシック以外では、さだまさし。(^^;
   音楽以外では、 星・天文。 が 好きです。

 小さいときから、おゆうぎ・フォークダンス など、音楽に合わせて踊るのが好きでした。
幼稚園の時、「おおきくなったらなりたいもの」は、「スケートの選手」。(笑)
テレビで、フィギュア・スケートを見て、あこがれました。
たぶんこの頃、私はまだ バレエを知らなかったんだと思います。
友だちが、「白鳥の湖」のバレエのまねごとをするのを、「なんかヘンなの」と見ていた記憶が…(^^;
 初めて 「バレエって きれいだな」と好きになったのは、小学校2、3年の頃?
テレビで、「くるみ割り人形」を見てからでした。「レニングラード・バレエ」という名前が、その時 脳裏に刻み込まれ、それからは毎年、クリスマスの時期にくるみのバレエをTVでやらないかと 心待ちにするようになりました。
 ある時期、TV(TBS系)で、『赤い靴』という ゆうきみほさん主演のバレエのドラマをやっていたことがありましたが、あのドラマの、バレエのレッスンシーンで、「ドン・キホーテ」とかの いろんな曲に馴染んだような気がします。主題歌と、タイトルバックに流れたバレエも、まだしっかり憶えてますよ、たぶん・・・(^^;

 しばらく長い間、バレエはテレビで見るだけでした (ビデオはまだなかったし)。 が、それでも、生を見に行くまでに、白鳥の湖、くるみ割り人形、眠りの森の美女、ジゼル、ドン・キホーテ、コッペリア、くらいはだいたい知っている ようになっていたと思います。あの頃は、松山バレエ団の公演や森下洋子さんのバレエを、たしかテレビでよく放送してくれていたので…。 私がこんなにバレエを好きになったのは、ひとつには森下さんのおかげ じゃないかと思っています。(^^)
いま って、昔ほどバレエをテレビでやってくれなくなったような・・・。(>_<)

 はじめてバレエの舞台を生で見たのは、1984年暮れ、松山バレエ団の「ジゼル」。
 森下さんを見た回数が私にとっては一番多かったので、それで影響されてるのかもしれませんが、女性ダンサーでは森下さんが ずーっと一番好きでした。
マラーホフを好きになったとき、わたしは最初、どちらも繊細な表現力を持つ人なので、洋子さんと組まないかなあ、と ちらりと思った事もありました。(スイマセン^^; こんなこと考えるの私だけかしら(^^ゞ )

 マラーホフを 初めて好きになったのは、忘れもしない(笑)、1992年10月 モスクワ・クラシック 来日公演で、白鳥の湖の王子と、その翌日 対照的な 「ドン・キホーテ」のガマーシュを 見てからでした。
しばらく中断していた日記を何年ぶりかで再開したほど、衝撃的で・・・(笑)。
・・・この話は、またいずれ、きっと 掲示板かどこかに書きますね。こちらに載せました)


 私は、バレエを習ったことはなく、また 小さいときから体がかたくて運動は苦手、創作ダンスとかもけして得意ではなかったのですが、高校には、実は(中学の時に見に行った) 体育祭の 「仮装演技」 (創作ダンスの非常に大掛かりなもの) に あこがれて入学し、3年のとき “仮装の踊りを創って皆に教える” パートに入れてもらって (創作が得意ではなかったですが ^^; ) 高3の夏は踊りまくった、というのが、部活とともに一番の思い出だったりしてます...。(笑)

  ちなみに、私が高校時代 体育祭で踊ったのは、1年の時は女ギャングの役で 使った曲は「ソウル・ドラキュラ」や「アクション」(?題名不確か^^;)、 2年で 白虎隊の少年の役 使った曲はNHKドラマの「鳴門秘帖」のテーマや 白虎隊を唄った詩吟、3年では ウィリアム・テル物語の村娘の役で、村娘の踊りの曲は題名知らないままになっちゃったけど、物語では「宇宙戦艦ヤマト」の危機的シーンの曲も使ったりしてました。(^^ゞ (ん? トシがばれる?(笑))
 色別対抗の仮装演技、ということで、各色とも生徒全員が関わり、大道具・小道具・衣装も作り、ストーリーや音楽、隊形移動などもいろいろ工夫して、踊りを考え、かなりの期間をかけて準備します。 客席審査などもあり 得点配分が大きいし、みんな熱が入るものなので、結果としてウケがいいとか悪いとか、がっかりしたり、泣いたり笑ったり、いろいろと苦労した?こともあったけど、・・・楽しかったです。

 生まれ直せるなら、いちど、バレエを習ってみたかった、と 思います。
やっぱり、あこがれですね。


 バレエに関して、 最初のうち(子どもの頃?)は、クラシックは綺麗で好きだけどモダンはなんだかよく分からないからモダンになるとTVを消してたのに、イヴリン・ハートの「ビロング」や ベジャールの「魔笛」をテレビで知る頃から、そういった作品から伝わってくるものを感じ、いわゆる現代作品をも見るようになりました。

 そうして、ずっといろいろなバレエを見てきた(と云ってもそんなに多くはないのですが)私が、“バレエはあこがれ” とはいうものの、じつはそれまで それほど本気で「バレエを習ってみたかった」などとは思っていなかったのに、そう あらためて思わせてくれたのが、マラーホフのバレエとの出会い だったのです。

 バレエの基本に忠実であることが これほどまでに美しいものか…!!
長い手足、バランスのとれた 美しく素晴らしいプロポーション、恵まれた資質ということもあろうけれど、その上に培われた素晴らしいテクニック、 高いのに着地で音のしない 美しいジャンプ、 基本に忠実で、無理や無駄な力みを感じさせず この上なく美しい動き、 気品があって美しい歩き方、 プリンスにも まさにふさわしい この上ない優美・優雅さ、 そして、繊細で かつ ドラマティックな表現力・・・ 本人はことさら演技しようとはしてないみたいだけど、深く考え抜かれて観る者を納得させる役作り・演技の運びかた、 また、ダンスからも たとえばアラベスクひとつとっても 役の想いがせつなく・あるいはビンビンに伝わってくるし、そして そして、心情表現が素晴らしいので 観ているこちらが思わずキュンとなってしまう…!!!
バレエの美しさと、表現力の素晴らしさの両方で、こちらのツボをつかんでしまう、
マラーホフは、そんなダンサーです。(^^)

 ずっとバレエは好きで、森下洋子さんが大好きだったのに、それまで以上にもっと、「バレエが大好き!」「もっとバレエを観たい!」  そして、「…私も踊りたい!」と ダンス・バレエへのあこがれが あらためてむくむくと頭をもたげてきて。 それまでは「自分も習いたい」とまでは思わなかったのに、・・・。
 …どうしてこんなに自分が今までにも増してバレエに夢中になってしまったのか、マラーホフひとり のみならず、「バレエそのものへのあこがれ」 を今さらながら強く持つようになった、そのキッカケを 自分のなかであれこれさぐっていったら・・・  結局 「マラーホフ ?」 に 還ってきたのでした。(笑)


 『マラーホフ 神のナルシス』のなかで、村山久美子さんが、「バレエの神様が地上に遣わした天使のような存在」 と、たしか書いていらしたと思いますが、マラーホフは、その美しさといい、・・・まさに、「稀有な存在」と言っていい と 思います。

最近は、振付や芸術監督としてもその手腕を発揮していて・・・。
「マラーホフの贈り物」公演の、毎度の演目やメンバーの素晴らしさを見ても、そのプロデュース力も なかなかのものと思います。

 彼の年齢を考えると、現在のような素晴らしい踊りを、いつまで観ることが出来るかしら・・・?
というコトバが 頭をよぎったりもしますが、
でも、彼は、怪我さえしなければ、少しずつ踊りは変化させていくだろうけれど、結構長く 舞台で踊ってくれるのではないか という気もしています。なにより、表現力のある人ですから。。。

 私は、ちょうどマラーホフのファンになった 1992年の秋頃から、しばらくは、それまでにも増してバレエにどんどんのめりこみ、ずいぶんいろんな公演をせっせと観にかよったりしてましたが、ここ数年は、家庭の事情などもあって もうそんな自由もきかなくなり、観る公演数もグンと減ったし、いきおい、ほとんど マラーホフと ほか ごく一部の公演しか行けない、ような状態になってきました。
観ないと語れないので、それも寂しい。。。(^^;
いろんな方たちが、いまの若いダンサーさんの 良さを発見した歓び等々を あちこちのファンサイトに書かれているのを拝見しますと、私も見てみたいなあと思いますし。 「年齢が行ったらいったで、きっとまた若い子見つけて好きになったりするのよネ。 (…爆!)」 などと、その昔 バレエファンの方たちと語って笑いあったこともあったりしたのですが・・・
そして、 彼の「年齢」を口にするたび、「次に好きになりそうな人は出来た?」 などと、バレエに門外漢の友人もまた 聞いてきたりするのですが(^^ゞ、、、
しかし、ポスト・マラーホフ なんて、いるのか?(^^; (まだそういう時期じゃ、ないですね^^;;)

 でも、マラーホフは、出来るかぎり いつまでも見続けたい。
『ヴォヤージュ』のさいご、最近は、「どこへいっちゃうの〜?」と 云いたくなったりもしますが(笑)、
変化していくであろう彼を、ずっと見守りつづけたい、応援していきたいです。

 日々、日常の自分のまわりのあれこれで精一杯で、なかなか 「美しいもの」 に触れる余裕も 持ちにくくなってきましたが。。。(^^ゞ

やっぱり、いまの私にとって、バレエは、自分なりの美意識で 音楽とともに楽しめる、最高の芸術。
そして、マラーホフは、私にとって、最高のダンサーです。。。

な、長い・・・(2004.2.26)
(最終更新 2006.1.8)


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