東京バレエ団 くるみ割り人形

2003年 11月28・29・30日  東京文化会館
マラーホフ & ポリーナ・セミオノワ



幕あい 投稿者:ハギノヒメ  投稿日:11月28日(金)19時44分40秒

ああ、なんて幸せ!


素晴らしかった! 投稿者:ハギノヒメ  投稿日:11月28日(金)23時23分26秒

くるみ 初日の感想です。
マラーホフ、ああ なんて素敵な王子さま! 春の眠りよりも 夏のフェスよりも、ずっと調子も良さそうに見えました。軽々と 足先までよくのびた マラーホフらしいジャンプ、ポリーナを優しくエスコートする様子、彼らしいアラベスク、なにをとっても素敵だった。ポリーナも最高に良かったです。 とりあえずひとまずここまでで。


愛らしいポリーナ最高のくるみ 投稿者:ハギノヒメ  投稿日:11月29日(土)23時26分27秒

くるみ 2日めも見てしまいました。
ポリーナは初日よりリラックスした様子、愛らしいクララ。マラーホフはほんとに調子がいいみたいで、着地で音がしない軽々としたジャンプ、彼らしい踊りの本領発揮でした。
昨日の私の席の隣も 今日の隣も、結局空いてたんですけど、ちょっともったいないなぁと思いました。行くのを迷っている人がもしいたら、見ないと損だと思いますよ〜。夏には「お疲れ?」発言をしてしまったけれど、今回は久しぶりに元気な様子のマラーホフを見ることが出来て、本当に嬉しかったです。


ああ、マラーホフ 投稿者:マミー  投稿日:12月 1日(月)10時13分16秒

はじめまして。私も28日の「くるみ」に行きました。いまだにほんわかした気持ちで仕事にも影響しそう。二日ほど前におもわず良いお席をゲットできて久々のS席でした。すぐお近くには、佐々木さん、ダンスマガジンの三浦さん、そしてヴィシニョーワのお姿も。マラーホフの全幕は久々でしたので満足です。ただ全幕通して同じお衣装なので一度は替えてほしかったなーと思います。


遅くなりました>< 投稿者:rena  投稿日:12月 2日(火)22時31分50秒

 書き込むのが遅くなってしまいましたが、くるみ、初日にいってきました!
今回、運良くとても良い席で観る事ができ、はじめて舞台でマラーホフを良く観る事ができました^^
 不調が心配されていたマラーホフ、とても楽しそうに踊っていましたよね^^
軽々としてジャンプが見られて、本当に良かったです! 
 東京バレエ団のくるみは、本当にファンタジーという感じで、マラーホフがねずみの王様の冠を得意げに持ってくるところとか、マラーホフのお茶目な感じが好きでした^^
 ポリーナも眠りよりさらによくなってましたよね、今回はお芝居もたくさんあったし、彼女のジゼルがみたくなりました^^
 今回もで待ちしてしまったのですが、楽屋口からヴィシニョーワでてきてました。
サイン会ではマラーホフはとてもニコニコしていて、誰かにてを大きく振ったりしていました^^
 とにかく、またマラーホフ&ポリーナペアを観る事ができて、大興奮の夜でした!



まだ くるみの余韻 投稿者:ハギノヒメ  投稿日:12月 7日(日)03時16分46秒

に ひたっている ハギノヒメ@管理人(仮)です。(笑)

renaさん、書き込み ありがとうございました!
>今回、運良くとても良い席で観る事ができ、はじめて舞台でマラーホフを良く観る事ができました
それは良かったですね!
>マラーホフのお茶目な感じ
そういえば、2幕の、各国の踊りがはじまる前、王子とクララが 各国の踊り手たちに順々に挨拶をしていくのですが、中国の踊り手たちに、彼らと同様に人差し指を立ててご挨拶をしていたマラーホフ、可愛かった!


あらためて、くるみ 私なりのレポ です。(どこまで書けるかしらん?)

ポリーナは、背が高いので、最初、ほかの「女の子」役のダンサーたちよりも「ちょっと大きいおねえさん」という感じがしてしまいましたが、しかし、人形を持っての演技はかわいかったです。踊りものびのびとしていましたし・・・。 初日は、こちらも彼女のクララを見るのが初めてのせいか「ちょっと大人っぽい」感じに見えましたが、気のせいか2日目は演技がぐっとリラックスしていて、「子どもっぽさ・可愛らしさ」が まさっていたような。。。
1幕のパーティの「大人の客」の中に 吉岡さんや井脇さんがいたのですが、ポリーナのクララは、井脇さんと よく絡んでました。どんなこと お話ししてたのかな〜
クララとフリッツの父と母は、後藤晴雄さんと遠藤千春さん。2幕でこのペアは、スペインを踊ってました。晴雄さん、今回はとても軽々としたジャンプで踊りのキレもよくて、とっても良かった!
ドロッセルマイヤーは木村和夫さん、彼もまた軽いジャンプで軽快な踊りで、とてもよかったです。

東バの「くるみ割り人形」は、最初は人形役の人がクララと一緒に踊っているのですが、マラーホフのくるみ割り人形は、ねずみたちとの戦いのシーンから登場します。くるみわりの仮面を着けてるけど、脚の細さ・美しさでわかる!(^^)
クララがねずみにスリッパを投げつけたあと、音楽が変わったところで、伏せていたマラーホフの王子が両手で顔を覆ったままゆっくり上体を起こし、ゆっくりゆっくり、手をはずして顔を現します。そして、助けてくれたクララに挨拶をし、とまどいながらのクララと2人で踊りはじめるのですが、ああ、本当に、なんて素敵な王子さまでしょう。美しく、気品と優しさに満ちあふれ・・・。
東バのくるみでは、雪のシーンでも、主役の2人もけっこう踊ってくれて、王子のマネージュなどもありましたが、マラーホフは、足先までよくのびた、軽やかなジャンプを見せてくれて、ひさしぶりに(スイマセン、こんな書き方m(__)m)とっても良かったです。
そうそう、1幕のエンディング、たしかクララのアラベスクを王子が支えるポーズで終わったとおもったのですが、
一度閉じた幕が開いたら、クララのポリーナは王子のマラーホフの胸に頭をあずけるかっこうで立っていました。夢の王子様にもたれるカンジ。うふふ、なんともほほえましかった。(たしか、普段の東バのくるみの時にはそんなポーズしてなかったと思うので、よけいに(^^))

2幕冒頭、クララと王子はお舟に乗って ふしぎの国へむかっていきます。初日はポリーナの姿がお舟のヘリぎりぎりまで沈んで見えたのですが、2日目は台を入れたらしく、その分、立っているマラーホフの背が高かった!(笑)
いつもながら、こんなシーンでもマラーホフの演技は素敵です。
ふしぎの国での挨拶後、生き残りのねずみがやってきて、王子は剣をとって戦います。マラーホフの回転(ア・ラ・スゴンドの グラン・ピルエットっていうの?←間違えてたらゴメン)と、ねずみを追いかけて舞台袖に入っていく前のジャンプ、カッコよかった!
renaさんも書いていらっしゃるとおり、王冠を持った王子が戻ってきてクララに捧げ、それから スペイン、アラビア(井脇さん)、中国、ロシア、フランス(葦笛の踊り) と、各国の踊りが始まるのですが、東バのくるみは、私は演出はちょっともの足りない(音楽も少々カットされてるし。スピーディーではあるのですが。他の掲示板を見ると、舞台装置や衣装に不満の声が出てたみたいですネ)けど、ダンサーの踊りで魅せるバージョンだなと思っているので、これらはなかなかよかったと思います。
花のワルツにつづいて、グラン・パ・ド・ドゥ。クララは白の キラキラをちょっと付けた衣装だったのに、マラーホフの王子が1幕からのとずっと同じ衣装だったのは、ちょっと淋しかったですね〜。(ベルリンの衣装と同じだったみたいですね)
でも、グラン・PdDは素敵でした。1幕の2人の踊りとともに、ちょっと難しそうな高いリフトもバッチリ決めてたし。ヴァリエーションも素晴らしかったです。若々しく、マラーホフお得意の(?) 脚を細かく打ち付けるパも入れて 軽やかなジャンプで。ポリーナのヴァリエーションも素晴らしいと思いました。テクニック完ぺき! ちょっとのジャンプで軽くスプリットになるのもスゴイし。で、品があって 愛らしい。
オペラグラスで見ていて、2人が離れると今回はマラーホフばかり見ていた私^^; でしたが、たんのうしました。G・PdDのあと、あっという間に終わりであっけないんだけど。(^^ゞ
クララと一緒に、素晴らしい夢を見させてもらいました。(^^)

プログラムの NBSの佐々木さんの文によると、東京バレエ団のワイノーネン版「くるみ」では、クララの役は特に 他の出演者との演技上の掛け合いが鍵となってくるので、今回は滞日期間も長くとっていたが、それはマラーホフの計らいによるものだったそうです。

前回の「眠り」の時にも思ったのですが、今回のくるみでも、わたしは、ポリーナの演技は、自然で説得力があり 表情豊かで 素晴らしいと思いました。マラーホフはいつも緻密な演技をしますが、今回もポリーナは東バと十分なリハーサルをつみ、マラーホフのアドヴァイスもきっとあったことでしょう。


また、“『眠り』でのプリンスぶりや、『ジゼル』『白鳥の湖』での熱のこもった貴公子の演技も格別ですが、『くるみ割り人形』のファンタジックな王子こそ、本来のマラーホフの持ち味を十分生かすものと期待”と佐々木さんが書いてましたけど、(別に佐々木さんの言に追随するつもりは無いのだけど^^;) 見て、私も本当にそのとおりだと思いました。ベルリンのくるみをTVで見たときにも思ったのだけど、マラーホフは、クララが、というより女の子が 夢見る、理想の王子様のイメージ という気がします。(*^_^*)


 投稿者:ハギノヒメ  投稿日:12月 7日(日)04時03分30秒

今回は、初日は、出待ちの場で、かなり待ったのですが、そのあと2人してサイン会してくださって。土曜日は 初日よりもっと待ってる人が多かったですが、それでも、全員にサインをしてくださいました。お疲れでしたでしょうに、終始にこやかに。。。 いつもながら、エライなあと 感心してしまいます。。。
ああ、でも おかげで、ほんとに しあわせな時間を 過ごすことができました。

3日目、日曜日は、どうでしたか〜? ご覧になったかた、お話、聞かせてください〜



 投稿者:will  投稿日:12月19日(金)17時29分1秒

おひさしぶりです!
みなさまの書き込みを楽しく拝見していました。
遅ればせながら「くるみ  」は本当によかったですね。多くのリフトにも耐えて…
ただ 東バの衣装の色に関してはいつも深みのない色なのでちょっとばかりがっかりするのですが。


 投稿者:ハギノヒメ

ついでに、バレエ団通信に載っていた マラーホフ・ネタを。
くるみのリハーサル、2幕の最後、男性に王子がリフトされてスポットライトが当たるシーン、なかなかうまくいかなかったとき、マラーホフは「ちょ、ちょっと待って!」とか「前、前!」とか 日本語で言っていたそうです。(^^)


 投稿者:ハギノヒメ  投稿日: 1月 6日(火)23時50分8秒

年末に手に入れた、ダンスマガジン。
東バとのくるみの写真がいっぱいで。しかも、マラーホフ、ポリーナとも、どの写真も素晴らしい。
あらためて、嬉しくなってしまいました。
「いま彼以上にこの役にふさわしい人がいるのだろうか」 ほんとに、そう思いました。
ポリーナが、インタビューで「くるみ割り人形から王子に変わる瞬間がとても好き」と云っていましたが、私も、あの場面がいちばん好きです。夢がありますよね。マラーホフの演技も素晴らしかったし。
(余談ですが、私の好きな松山バレエ団のくるみでも、あのシーンとそれにつづくクララとのパドドゥは私のとても好きな場面です。 年末、買い物に行った店でくるみの音楽が掛かっているとつい舞台を思い出しちゃったりして…(^^ゞ)


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